公害防止管理者 独学ノート

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令和7年度 公害防止管理者 汚水処理特論 問4を解説|清澄ろ過

令和7年度 汚水処理特論 問4は、清澄ろ過のろ材や砂利層に関する正誤問題です。誤っているものを選びます。

この問題のポイント

清澄ろ過は砂などのろ材層に水を通して懸濁物を取り除く方法で、ろ材の砂は有効径均等係数という2つの指標で評価します。有効径は通過質量10 %に相当する粒子径、均等係数は粒度のそろい具合を表す指標です。引っかけの核心は均等係数の良し悪しの向き。均等係数は1に近く小さいほど粒がそろっていて良いろ材であり、大きいほど良いわけではありません。砂利層の積み方(上が細かく下が粗い)と合わせて押さえます。

※ 問題文そのものは、産業環境管理協会が公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢(3)(誤っている記述)

各選択肢の正誤

選択肢正誤解説
(1)○(正しい)上水道のろ過機では、有効径0.5〜0.7 mm程度の砂が望ましいとされています。正しい記述です。
(2)○(正しい)有効径は、ふるい分けで全質量の10 %が通過するふるい目に相当する粒子径です。定義として正しい記述です。
(3)×(誤り)均等係数が大きいほど良いろ材とする点が誤りです。均等係数は1に近く小さいほど粒がそろっていて良いろ材です。
(4)○(正しい)ろ材層と下部集水装置の間には支持砂利層を置きます。正しい記述です。
(5)○(正しい)支持砂利層は上部に細かい砂利、下部に大径の砂利を層状に敷きます。正しい記述です。

選択肢(3)のポイント(ここが誤り)

均等係数は「60 %通過径÷有効径(10 %通過径)」で表され、粒のそろい具合を示す指標です。値が1に近いほど粒径がそろっており、1より大きくなるほどばらつきが大きいことを意味します。粒径がそろっているほど目詰まりや偏流が起きにくく、安定したろ過ができるため、清澄ろ過のろ材としては均等係数が小さい(1に近い)方が望ましいとされます。選択肢(3)は「均等係数が大きいほど適した砂」と良し悪しの向きを逆に書いている点が誤りです。

覚え方

  • 有効径=全質量の10 %が通過するふるい目の粒径。上水道は0.5〜0.7 mm程度。
  • 均等係数は1に近く小さいほど良い(粒がそろう)。大きいほど良いは逆。

理解度チェック

Q.

ろ材の均等係数は、大きいほど良いろ材?

いいえ。均等係数は1に近く小さいほど粒径がそろっていて良いろ材です。大きいほど良いというのは逆です。

Q.

ろ材の有効径とは何を指す?

ふるい分けで全質量の10 %が通過するふるい目の大きさに相当する粒子径です。上水道では0.5〜0.7 mm程度が望ましいとされます。

この問題に関連する用語解説

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出典

  • 一般社団法人 産業環境管理協会「令和7年度 公害防止管理者等国家試験 汚水処理特論 問題・正解」(公式PDF

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