公害防止管理者 独学ノート

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令和2年度 公害防止管理者 大気概論 問1を解説|微小粒子状物質の環境基準(粒径2.5µmを50%分離)

令和2年度 大気概論 問1は、微小粒子状物質(PM2.5)による大気の汚染に係る環境基準に関する正誤問題です。誤っているものを選びます。

この問題のポイント

この問題は、微小粒子状物質(PM2.5)による大気の汚染に係る環境基準について、基準値・測定方法・適用除外・定義が正しく述べられているかを問う正誤問題です。引っかけの核心は、PM2.5の定義(分粒装置による分離の割合)です。

※ 問題文そのものは、産業環境管理協会が公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢(4)(誤っている記述)

各選択肢の正誤

選択肢正誤解説
(1)○(正しい)PM2.5の環境基準は1年平均値15µg/m³以下、かつ1日平均値35µg/m³以下です。正しい記述です。
(2)○(正しい)濾過捕集による質量濃度測定法又は等価な自動測定機による測定値によります。正しい記述です。
(3)○(正しい)工業専用地域・車道など一般公衆が通常生活していない場所には適用しません。正しい記述です。
(4)×(誤り)PM2.5は粒径2.5µmの粒子を50%の割合で分離する装置で採取される粒子です。「すべて分離」は誤りです。
(5)○(正しい)環境基準は維持され又は早期達成に努めます。正しい記述です。

選択肢(4)のポイント(ここが誤り)

PM2.5とは、粒径2.5µmの粒子を50%の割合で分離できる分粒装置を用いて、より粒径の大きい粒子を除去した後に採取される粒子です。選択肢(4)は「粒径2.5µmの粒子をすべて分離できる」としている点が誤りです。

覚え方

  • PM2.5の定義は粒径2.5µmを「50%」分離(カットオフ)。「すべて分離」は誤り。
  • 環境基準は年平均15・1日平均35µg/m³以下

理解度チェック

Q.

PM2.5の定義で、分粒装置は粒径2.5µmの粒子をどの割合で分離する?

50%の割合で分離します(50%カットオフ)。「すべて分離」とするのは誤りです。

Q.

PM2.5の環境基準(年平均値・1日平均値)はそれぞれ何µg/m³以下?

1年平均値15µg/m³以下、かつ1日平均値35µg/m³以下です。

この問題に関連する用語解説

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出典

  • 一般社団法人 産業環境管理協会「令和2年度 公害防止管理者等国家試験 大気概論 問題」(公式PDF
  • 微小粒子状物質による大気の汚染に係る環境基準について

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