公害防止管理者 独学ノート

公害防止管理者 独学ノート
  1. HOME
  2. 過去問解説
  3. 水質概論
  4. 令和元年
  5. > 問1 健康項目の環境基準

令和元年度 公害防止管理者 水質概論 問1を解説|健康項目の環境基準(ふっ素・ほう素が適用されないのは海域)

令和元年度 水質概論 問1は、人の健康の保護に関する環境基準に関する記述中、下線部のうち誤っているものを選ぶ問題です。

この問題のポイント

この問題は、人の健康の保護に関する環境基準について、基準値の評価方法・「検出されないこと」の定義・ふっ素/ほう素の適用除外水域が正しく述べられているかを問う下線部問題です。引っかけの核心は、ふっ素・ほう素が適用されない水域です。

ふっ素・ほう素は海水中に元々多く含まれるため、基準値が適用されないのは海域です。適用除外水域を「湖沼」とすると誤りになります。

※ 問題文そのものは、産業環境管理協会が公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢(5)(誤っている記述)

各下線部の正誤(誤っている下線部を選ぶ)

選択肢正誤解説
(1)○(正しい)基準値を年間平均値とする点は正しい。
(2)○(正しい)全シアンの基準値を最高値とする点は正しい。
(3)○(正しい)「検出されないこと」を、定量限界を下回ることと定義する点は正しい。
(4)○(正しい)ふっ素及びほう素に基準値の適用除外がある点自体は正しい(対象水域に注意)。
(5)×(誤り)ふっ素・ほう素の基準値が適用されないのは海域です(海水に多く含まれるため)。「湖沼については適用しない」は誤りです。

選択肢(5)のポイント(ここが誤り)

ふっ素及びほう素の基準値が適用されないのは海域です(海水中に元々多く含まれるため)。下線(5)は「湖沼については適用しない」としており誤りで、正しくは「海域については適用しない」です。河川・湖沼には適用される点と取り違えないよう押さえます。

覚え方

  • ふっ素・ほう素は海域には適用しない(海水に多い)。河川・湖沼には適用。
  • 健康項目は年間平均値、全シアンは最高値で評価。

理解度チェック

Q.

ふっ素・ほう素の基準値が適用されないのはどの水域?

海域です(海水中に元々多く含まれるため)。「湖沼については適用しない」は誤りです。

Q.

人の健康の保護に関する環境基準で、全シアンの基準値はどの値で評価する?

最高値です。健康項目は原則として年間平均値で評価しますが、全シアンは最高値で評価します。

令和元年 水質概論 過去問解説 一覧へ

出典

  • 一般社団法人 産業環境管理協会「令和元年度 公害防止管理者等国家試験 水質概論 問題」(公式PDF
  • 水質汚濁に係る環境基準について

Topへ >>