公害防止管理者 独学ノート

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令和元年度 公害防止管理者 大気概論 問5を解説|光化学オキシダントの状況(0.06ppm以下は9割超)

令和元年度 大気概論 問5は、光化学オキシダント(Ox)に関する大気汚染の状況についての正誤問題です。誤っているものを選びます。

この問題のポイント

この問題は、光化学オキシダント(Ox)の大気汚染の状況について、測定法・測定局数・達成率・注意報日数・濃度レベル別の割合が正しく述べられているかを問う正誤問題です。引っかけの核心は、昼間の1時間値で0.06ppm以下となる割合です。

※ 問題文そのものは、産業環境管理協会が公開している公式サイトで確認できます。

正解:選択肢(4)(誤っている記述)

各選択肢の正誤

選択肢正誤解説
(1)○(正しい)Oxの測定法には、中性ヨウ化カリウム溶液を用いる吸光光度法、紫外線吸収法などがあります。正しい記述です。
(2)○(正しい)2016年度の一般環境大気測定局は1143局で、環境基準達成率は0.1%でした。正しい記述です。
(3)○(正しい)2016年度の自動車排出ガス測定局は29局で、達成率は0%でした。正しい記述です。
(4)×(誤り)昼間の1時間値で0.06ppm以下の割合は実際には9割超(近年も約94%)です。「約65%」は誤りです。
(5)○(正しい)2017年の光化学オキシダント注意報等の発令延べ日数は87日で、2016年より増加しました。正しい記述です。

選択肢(4)のポイント(ここが誤り)

一般環境大気測定局における昼間の1時間値で0.06ppm以下の割合は実際には9割を超えています(近年でも一般局で約94%)。選択肢(4)は「約65%」としている点が誤りです。なお、年間に1時間でも0.06ppmを超えると環境基準は未達成となるため、達成率はほぼ0%です(割合の高さと達成率の低さは別物)。

覚え方

  • Ox昼間1時間値で0.06ppm以下は9割超。なのに達成率はほぼ0%(年1回でも超過で未達成)。
  • 達成率=一般局0.1%・自排局0%。「0.06ppm以下が65%」は割合を低くする引っ掛け

理解度チェック

Q.

光化学オキシダントで、昼間の1時間値が0.06ppm以下となる割合はおよそ?

9割を超えます(近年で約94%)。「約65%」は誤りです。なお年間に1回でも超過すると未達成のため、環境基準達成率はほぼ0%です。

Q.

光化学オキシダントの環境基準達成率(一般局・自排局)はおよそ?

2016年度で一般局0.1%・自排局0%とほぼ未達成です。年間に1時間でも0.06ppmを超えると未達成になるためです。

この問題に関連する用語解説

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出典

  • 一般社団法人 産業環境管理協会「令和元年度 公害防止管理者等国家試験 大気概論 問題」(公式PDF
  • 環境省「平成28年度 大気汚染状況について(光化学オキシダント)」

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