令和5年度 大気概論 問9は、窒素酸化物(NOx)の発生源と発生量に関する正誤問題です。誤っているものを選びます。
この問題は、窒素酸化物(NOx)の発生源と発生量(定義・有害物質指定・環境基準・割合・業種別排出量)が正しく述べられているかを問う正誤問題です。引っかけの核心は、排出時点でのNOとNO2の割合です。
※ 問題文そのものは、産業環境管理協会が公開している公式サイトで確認できます。
正解:選択肢(4)(誤っている記述)
| 選択肢 | 正誤 | 解説 |
|---|---|---|
| (1) | ○(正しい) | 高温燃焼で発生する主要な窒素酸化物はNOとNO2で、両者を併せてNOxと呼びます。正しい記述です。 |
| (2) | ○(正しい) | NOxは、カドミウム・鉛・ふっ素などとともに有害物質の一つに指定されています。正しい記述です。 |
| (3) | ○(正しい) | 環境基準はNO2について定められています。正しい記述です。 |
| (4) | ×(誤り) | 排出時点ではNOxの大部分(約90〜95%)がNOです。「NO/NO2は約80%」は誤りです。 |
| (5) | ○(正しい) | 業種別NOx排出量(平成29年度)は、電気業>窯業・土石製品製造業>鉄鋼業の順です。正しい記述です。 |
ボイラーなどの燃焼装置では、燃焼ガスの排出時点でNOxの大部分(約90〜95%)がNOであり、NO2はわずかです。選択肢(4)は「NO/NO2は体積比でおよそ80%」としており誤りです(NOの割合はもっと高い)。
燃焼装置の排出時点で、NOxの大部分を占めるのはNO?NO2?
NOです(約90〜95%)。大気中で酸化されてNO2になります。環境基準はNO2について定められています。
窒素酸化物(NOx)の環境基準は、NOとNO2のどちらについて定められているか。
NO2について定められています。業種別NOx排出量(平成29年度)は電気業>窯業・土石製品製造業>鉄鋼業の順です。
出典
※ この記事の確認日:2026年6月